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天空人史記<天空城の歴史>

2023年12月25日

天空人史記<天空城の歴史>
※SLで天空城を建築しているときに思いついた「設定」をまとめました。
※画像をクリックすると大きな画像が開きます。絵本のような感覚で読んでいただければと思います。




世界連邦に属する列強諸国が、
飛行石の実用化に漕ぎ着けてから10年以上の歳月が流れていた。
もはや世界中の全ての国や領土の上空には、
連邦政府属国の天空城が浮かんでいる。
そして眼下の国々を雷(いかづち)の脅威を以って支配していた。
天空城を持たない地上の全ての国々は連邦政府の言いなりなのだ。




 Chapter 01 使節団
天空人史記<天空城の歴史>
この日、突如として1隻の飛空艇がSvan国の天空城に飛来した。
天空人史記<天空城の歴史>

現れたのは、世界連邦の属国のひとつ『リンデニア』から送られた使節団であったが、
操縦士と……他にガードが5人も付いているとは驚きだ。
いったい、どれほど高貴な方が交渉に訪れたのだろうか?
天空人史記<天空城の歴史>

下船してきた使節団一行を見るなり、私は自分の目を疑った。
リンデニアの元老院のお偉方が、なぜ?
総督府総長『フィリッパ卿』の母君『チヨーネ』様を遣わせたのか理解に苦しむ。
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地方の小国であったリンデニアを、今のような大国に発展させた功労者の一人には違いないが、
既に100歳を超えているであろう、あのような老婆にどんな交渉ができるというのだ。
同行しているあの女は知っている。
リンデニア総督府の影の最高権力者とも言うべき『ガバナー卿』の息のかかった女だ。
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背後に従う3人の従者はおそらくロボット兵。
どうせ、我がSvan国が開発したロボット兵のレプリカに過ぎない出来損ないのはずだが、
人間の兵士よりもはるかに役に立つことは間違いない。
彼らは使節団の護衛という名目で、おそらく
不足の事態に備えて、チヨーネ様の監視役といったところだろうか。
天空人史記<天空城の歴史>


この様子からも、今のリンデニアの実情が伺われる。総長はもはや飾りなのだ。


Svanの国王が使節団の申し入れを断ったら、
つまり、総長の母君の顔を潰すようなことになれば、
それを機にガバナーはフィリッパの権威の喪失を訴え、
総長の座を退ける口実にしたいのだ。
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リンデニアは世界連邦の属国の中でもトップクラスの大国だが、
ガバナーは総督府総長の座を狙っているに違いない。



 Chapter 02 飛行石の結晶
天空人史記<天空城の歴史>
10年ほど前……、
私は、スノーランドの僻地にある小国『Svan』で飛行石の研究をしていた。
鉱山で働く地元の鉱夫に依頼して調査団を結成し、飛行石の鉱脈を調査した。
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Svan国の凍土には飛行石の鉱脈が豊富にあったので実験用の原石採掘は容易だった。
(鉱山の中は滑りやすいので慎重に歩く必要がある)
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サンプルの採掘を終えた後の分析作業は助手に任せて、
私は早々と採掘現場を後にした。
(打ちどころが悪かったのか歩けない……骨折してなければいいが)
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当時飛行石は、不思議な力で重力に逆らい『重さの無い石』として面白がられはしたが、
まるで使い道のない一風変わった石とだけ認識されていて、
それ以上に関心を示す者はいなかった。

それでも私は飛行石にこだわった。
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重力を遮断する独特の特性を持つこの石の未知なる力を、もっと引き出すことはできないか?
その特性をなんらかの形で実用化できないか、常に考えていたのだ。

飛行石の研究を本格的に始めるために、私は研究所を設立した。
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ラボラトリー発足のため、Svan国内から意欲のある優秀な人材を募った。
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彼らは皆、私の熱意に共感してくれたようで、
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日々、意欲的に研究開発に取り組んでくれた。
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みんな飛行石の実用化に大きな期待を寄せていたのだ。
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そんなある日、飛行石に特殊なレーザー光を照射すると結晶化する事がわかった。
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結晶化が進むにつれて重力を遮断する力が爆発的に増えることも突き止めた。
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この新たな発見を足がかりに、我々研究チームは一気に成果を上げ出すことになる。



 Chapter 03 飛行石の実用化
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最初に出来た飛行石の結晶は2メートルほどの小さなものだった。
しかし、2メートルの結晶でさえ、
抽出した直後に巨大な実験設備を破壊し研究所の建物を揺るがすほどのパワーを発揮した。
(慌てた私は迂闊にも実験装置に駆け寄り爆風の衝撃に巻き込まれてしまった)
天空人史記<天空城の歴史>

しかしこの事故は無駄にはならなかった。
飛行石の結晶がパワーを発する瞬間の貴重なデータが取れたのだ。
後始末は助手たちに任せ、私は早々と研究室を後にした。
(私は奇跡的に一命を取り留めた)
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それから数ヶ月後、4mほどの結晶抽出に成功した。
この結晶がもたらす計り知れないパワーを知る必要がある。
試しに王宮の庭園にある建物で実験してみた。
実験開始からわずか数秒後に、その巨大な建物は10mほども浮かび上がったのだ。
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素晴らしい!我々Svan研究チームの大勝利だ!
結晶のパワーをコントロールするための貴重なデータも取る事ができた。
私は今日のこの記念すべき瞬間を生涯忘れることはないだろう。
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巨大な建物の浮遊実験に成功したニュースは瞬く間に全世界に伝わり、
こんな雪国の僻地にある小国が世界で一番有名な国になってしまった。
そうなると、
各国から飛行石結晶化の秘密を探って忍び込むスパイや、
直接戦争を仕掛けて力づくで奪おうとする国も現れてきた。
(慌てた私は迂闊にも消化器を探している間に1人だけ取り残されてしまった)
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もちろん、そうなる可能性は想定内のことで、最初の結晶化実験に成功した時、
その結晶を仕込んだ戦闘ロボットの開発にも着手していた。
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建物を浮かべる実験に成功した頃には、ロボットは既に完成していたのだ。
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それはまさしくSvanの守護神、世界最強となるロボット兵士の誕生であった。
(私は奇跡的に一命を取り留めた)
天空人史記<天空城の歴史>

Svan国の強大な軍事力を恐れた世界の名だたる大国は、力づくでの略奪は諦めて
公式な手段を以ってSvanへ技術提携の申し出を試みた。
その中にリンデニアもあった。

我々研究チームは、結晶化技術の公開には反対の立場ではあったのだが、
Svan一国だけの技術の独占を良しとされなかったSvan国王の命により、
やむなく公開に踏み切った。
ただし、結晶化の高度な技術については一切触れずに、
平和利用を条件に、ほんの一部の新技術だけを他の国々の科学者にレクチャーした。
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飛行石の結晶化技術に対する各国の関心ぶりは相当なもので、
押し寄せる訪問者整理のため、Svan警察の出動を要請するほどの盛況ぶりであった。
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 Chapter 04 世界航空戦争
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しかし案の定……我々が懸念した通り、
飛行石のパワーを1点に集約して解き放つ『雷(いかずち)』の脅威で
列強の国々はSvan国との誓約を破り、地上の弱小国を従えてしまった。
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他国の侵略からSvanを守る為に、
我々Svanの研究チームは、他国には伝えなかった秘密の技術を活用し、
他国では作れない10m級の飛行石の結晶を3つ抽出し、
それらを深部に備えた3つの塔が連結する天空城を建造した。
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雷の威力も他国の比ではないほどに威力を発揮し、
Svanの天空城は世界最強だと、その雷名を轟かせたのだ。
天空人史記<天空城の歴史>

その頃は既に、天空要塞を持つ列強の国々は国同士で協定を結び、世界連邦を設立していたが、
連邦内での権力争いは静かに続いていた。
世界連邦政府のトップに君臨するためには、
世界最強の天空城と底知れぬ武力を持つSvan国の懐柔が必須と、
いつしかそのような風潮が列強国らの間に浸透し始めていた。
以来、今日のような使節団の来訪が後を絶たない。
天空人史記<天空城の歴史>




Svan国王は永世中立を唱え、訪れるいかなる国とも同盟を締結しなかった。
そして天空城を、新たに建設したアンカー城に係留し、
戦争終結のために、なんらかの策を目論んでおられる。
もちろん我々研究チームも、国王の志に心から共感し、
日々、新たな研究実験を続けている。







* 二次創作的な部分を含みますが、オリジナル本家のそれとは全く無関係です。
* 登場する人物や場所の名称は架空のもので、出来事等もフィクションで、現実とは無関係です。
* 今回の Snapshot 撮影のために、自作したのは背景になるスカイボックスぐらいで、登場するアイテムのほとんどはScondlife Market placeで調達したものです。






メリークリスマス^^v
天空人史記<天空城の歴史>

つまらない物ですが^^;、是非、もらってやってください、よろしくですm(_ _)m
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「Levistone Palace」
https://maps.secondlife.com/secondlife/Hyralios/223/135/102

Posted by Izu Whitefalcon at 17:10│Comments(0)天空城

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